【医師監修】眉アートメイクとは?人気デザインから失敗予防策まで
アートメイク
「眉のアートメイクをしたら洗っても落ちないの?」
「アートメイクしたいけど、失敗しないか不安…」
アートメイクは、皮膚の表面に色素を入れるため洗っても落ちないのが特徴です。
特に眉毛のアートメイクは、きれいな眉をキープでき、メイク時間も短縮できるため注目を集めています。
しかし、簡単に落ちないだけに「思ったような眉に仕上がらなかったらどうしよう」という不安がある人もいるでしょう。
確かに、アートメイクの失敗に関する口コミを耳にすることもありますが、クリニックや施術者の選び方、デザインの決め方に注意すれば失敗リスクを下げられます。
この記事では、眉のアートメイクの基礎知識からデザイン、失敗しないコツ、施術の流れ・経過まで、グロウクリニック渋谷院の楠山法子医師がわかりやすく解説します。
まずはアートメイクについてきちんと知り、不安な点を払拭してから、チャレンジしてみましょう。
眉のアートメイクってどうなの?
アートメイクは、肌のごく浅い部分(深さ0.04〜0.2mm程度)に専用の針やマシンで色素を入れる「洗っても落ちないメイク」のこと。
一度入れたアートメイクの持続期間は1~3年くらいです。
今回紹介するのは眉のアートメイクですが、その他アイラインやリップ(唇)などにもアートメイクすることが可能です。
それでは早速、眉のアートメイクがどんなものかについて見ていきたいと思います。
眉のアートメイクをしたらどうなる?
アートメイクの最大のメリットは、自分でメイクをしなくてよくなること。
洗顔しても落ちないので、毎日のメイク時間を短縮することができます。
特に夏などは、汗で眉メイクが崩れてしまうことがありますが、メイク直しの必要もなくなります。
眉は顔の印象を大きく左右するので、ノーメイクでも顔の印象がくっきりするのもメリットです。
すっぴん顔にも自信がもてるようになるでしょう。
眉のアートメイクに抵抗がある人の中には、濃淡がなくベッタリとした印象だった「昔のアートメイク」を想像されている人もいるかもしれません。
しかし、現在は技術が進化して眉の毛並みを1本1本繊細に描けるようになり、自然な見た目を実現できるようになっています。
グロウクリニックでも、手彫りで毛並みに沿って1本1本眉を描いていく「4Dストローク」というメニューを提供しており、まるで自分の眉のような自然な仕上がりが人気です。
眉のアートメイクにデメリットはある?
眉のアートメイクのデメリットは、「すぐに落とせないこと」です。
初めてアートメイクを受ける人の場合は、色素の定着が30%程度といわれているので、約2回の施術で色が定着します。
例えば「太めのストレート眉に仕上げてもらったけど、やさしげな印象の細めのアーチ型に変えたくなった」といった場合にも、簡単には変更できません。
ただし、アートメイクの持続期間は1〜3年程度なので、時間とともに薄くなっていきます。
最初にデザインした形が崩れてきたり、ムラが出てきたりすることもありえるので、きれいな状態を保つにはリタッチが必要です。
そのほか、トレーニング中のスタッフが施術する場合があるクリニックでは、施術者による技術の差が生まれる可能性がある点にも注意しましょう。
なお、グロウクリニックでは、段階別の研修をすべてクリアしたナースアーティストしか患者様の施術を担当できないシステムになっています。
アートメイクと入れ墨・タトゥーの違いは?
それでは次にアートメイクと入れ墨・タトゥーの違いについて見ていきます。
一番の違いは、皮膚組織の中で色素を入れる位置が違うことです。
▼アートメイクと入れ墨・タトゥーの違い
アートメイクは眉毛などの色を補うことを目的としているため、肌の表面に近い「表皮」に色素を注入します。
それに対して入れ墨・タトゥーは装飾を目的にしているので、色が薄くなってしまっては意味がありません。
薄くならないように表皮部分よりさらに深い「真皮層」に針で色を入れていきます。
そのため、入れ墨・タトゥーは半永久的に色が残るのです。
セルフでアートメイクするのはあり?
最近では自宅で手軽にアートメイクができるという「手彫りキット」などが販売されていますが、そういった商品はどうなのでしょう?
結論からお話すると、自分でアートメイクを行うのは大変危険で失敗リスクも高いため、やめたほうがよいでしょう。
まず知っておきたいのは、アートメイクは細心の注意が必要な医療行為だということです。
一般の人では針を入れる深さのコントロールが難しく、浅すぎれば色が入らず、深すぎれば色がにじんでしまいます。
失敗しても普段のメイクのように簡単に消すことはできないため、後悔する結果になってしまうかもしれません。
さらに、ケガや感染症も心配です。
うっかり手がすべって眼球を傷つけると、最悪の場合、失明に至る可能性もあります。
アートメイクの仕上がりだけでなく安全性も考えると、やはり医療機関がおすすめです。
医療機関であれば、万一トラブルが起こっても、速やかに医師による診察・治療・投薬が可能なので、安心して施術を受けることができます。
眉のアートメイクのデザインや料金は?
眉のアートメイクのデザインは、好みのデザインをもとに顔立ちに合わせて調整していくのが一般的です。
ベースとなるデザインは、表現したい雰囲気やイメージによってさまざまですが、グロウクリニックで最近人気なのは以下の4テイストになります。
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- ナチュラル眉
ふんわり自然な感じの仕上がり。
普段ナチュラルメイクという人にも違和感なく馴染みます。
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- アーチ眉
アーチ型のやわらかな曲線がフェミニンな印象。
女性らしいエレガントな雰囲気が出るデザインです。
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- 直線眉
ストレートの眉毛は知的な雰囲気に仕上がります。
角度をつけない「平行眉」にすると、今っぽくなります。
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- 外国人風眉
ハーフ顔メイクが好きな人におすすめのデザインです。
少し角度をつけたくっきり眉がシャープな雰囲気をつくってくれます。
グロウクリニックでは、1人ひとりの希望と「眉の黄金比」から、眉デザインを提案しています。
「眉の黄金比」とは、多くの人が美しいと感じるバランスです。
一般的に眉頭は小鼻の延長線上、眉山は黒目の外側〜眉尻の間、眉尻は小鼻と目尻を結んだ延長線上にあるのが理想的とされています。
グロウクリニックは、自然で一番きれいに見える眉づくりをプロの目線からサポートします。
眉アートメイクの仕上がりは施術方法によって変わる
あなたはふだんの眉メイクでペンシルを使いますか?それともパウダーを使いますか?
使うメイク道具によって、仕上がりの印象は大きく変わるでしょう。
それと同じように、アートメイクも施術方法によって仕上がりが変わってきます。
ここではアートメイクを3つのやり方に分けて紹介します。
手彫り
「手彫り」とはその名のとおり、専用の針で1本1本丁寧に色素を入れていく方法です。
力加減を調整し、手で色を入れていくことで自眉のような自然な毛並み感に仕上がるのが一番のメリット。
すっぴんでもアートメイクとはわからないほどの違和感のない仕上がりが魅力です。
この手彫りは一般的には「3D」と呼ばれることが多く、クリニックによってはより細い針で行う繊細な手彫りを「6D」として提供しているところもあります。
グロウクリニックでは、「4Dストローク」というメニュー名で提供しています。
▼4Dストロークの料金(税込)
1回分 | ¥75,000(税込) |
---|---|
2回分 | ¥150,000(税込) |
リタッチ (3回目以降) |
¥55,000(税込) |
マシン
「機械彫り」とは、先に針がついたアートメイク専用のマシンを使って皮膚に色素を入れて、あらかじめ設定したデザインを描く方法です。
手彫りに比べるとしっかりとした眉になるので、メリハリのあるはっきりとしたデザインが好きな人に向いています。
この機械彫りは一般的には「2D」と呼ばれていて、かつては塗りつぶしたかのような見た目になることも多かったのですが、最近では機械の性能が進化して仕上がりも自然になってきています。
グロウクリニックの「デリケートブロウ」というメニューも、パウダーでメイクをしたようなグラデーションのある仕上がりが特徴。
メイクに馴染むふんわりした仕上がりが好評です。
▼デリケートブロウの料金(税込)
1回分 | ¥75,000(税込) |
---|---|
2回分 | ¥150,000(税込) |
リタッチ (3回目以降) |
¥55,000(税込) |
手彫り+マシン
3つ目の「手彫り+マシン」とは、眉毛を手彫りで1本ずつ描き入れた後、マシンでパウダー状に色素を注入する方法です。
手彫りで自然な毛並みを作って機械彫りでグラデーション感を出せるので、普段のメイクをしたときに近いような仕上がりが実現します。
上手に眉を補えるので、過去のアートメイクの色残りがある人や、眉に部分的な悩みがある人にもおすすめです。
一般的には「4D」と呼ばれていますが、グロウクリニックでは「3Gブロウズ」というメニューで提供しています。
3D(4Dストローク)よりも手彫りの工程を減らせるため、肌への負担を抑えられるのも魅力です。
▼3Gブロウズの料金(税込)
1回分 | ¥75,000(税込) |
---|---|
2回分 | ¥150,000(税込) |
リタッチ (3回目以降) |
¥55,000(税込) |
眉アートメイクではどんな色が人気?
眉アートメイクで人気の色は、自分の眉の色に馴染む色ということになるので一概に何色とは言えません。
クリニックでは、もともとの眉の色や希望を考慮し、何種類かの色素を混ぜてその人に合った色をつくってくれます。
普段眉マスカラをしていたり、眉を脱色していたりする人は、少し明るめのカラーが提案されることもあるでしょう。
肌色や髪の色、普段のメイクなども総合的に考えながら色を決めていくので、「眉だけ主張して見えたらどうしよう」といった心配はいりません。
眉のアートメイクの失敗を防ぐには?
ここまで読んできてアートメイクに興味が湧いてきたのではないでしょうか?
ただそれでも、「希望したデザインにならなかったら…」「左右非対称になったら…」など、失敗に対する不安がある人もいるかもしれません。
そこで、クリニック・施術者の選び方や、デザインを決めるときのコツをお伝えします。
1.医療機関(クリニック)を選ぶ
まず大事なのは、医療機関(クリニック)を選ぶことです。
アートメイクは針を使って肌の下に色素を注入する医療行為です。
そのため、原則としてアートメイクは医師または医師の指示を受けた看護師のみが行います。
ただ、実際には医療機関以外でアートメイク施術を受け、施術後に施術部位が化膿するなどの健康被害が生じたケースが国民生活センターに多く報告されています(※)。
また、最近では海外での施術が人気ですが、海外で施術を受ける場合はトラブルが生じた際の対応も考えておく必要があります。
海外旅行の際にアートメイクを行った場合、肌トラブルやデザインの失敗に気づくのは帰国後であることがほとんどでしょう。
治療や修正のために施術した国へ再び行くことが難しければ、国内のクリニックで診察を受ける必要があります。
ただし、他院でのアートメイクの修正を受け付けているクリニックは限られます。
他院でのアートメイクの修正は、通常のリタッチ(そのクリニックで施術を受けた後のリタッチ)に比べて割高になりやすい点にも注意が必要です。
※参考:国民生活センター「アートメイクの危害」
2.アートメイクの知識や技術のあるアーティストを選ぶ
アートメイクで理想の眉を目指したいなら、施術者もしっかりと選びたいところです。
ポイントはアートメイクの知識や技術を専門機関で修得していることです。
行ってみたいクリニックが決まったら、ウェブサイトで施術者の資格や施術例をチェックしてみるとよいでしょう。
また、施術例の中であなたのイメージに近いものを担当したスタッフを指名するのもやり方のひとつ。
イメージの誤差が生まれにくいので、失敗しにくいでしょう。
3.施術前にデザインをすりあわせる
クリニックと施術者を選んだら、次に大事なのはデザインのすりあわせです。
イメージに近い施術例があれば、その画像を施術者に見てもらいながら、希望の完成イメージをしっかり伝えるとスムーズです。
希望のデザインが具体的に決まっていない場合は、カウンセリングで悩みやなりたいイメージなどを伝えるとよいでしょう。
施術者はあなたの悩みやなりたいイメージをふまえ、骨格や顔立ちに合ったデザインを提案してくれます。
不安や疑問があれば施術前にしっかり伝え、納得できるまで話し合い、共通した完成イメージを持つことが大切です。
グロウクリニックで施術できるのは技術的に成熟したアーティストのみ!
グロウクリニックは、これまで紹介してきたような失敗が起こらないよう、以下の3点に力を入れています。
1.安心して施術を受けられる医療機関
グロウクリニックは、全てのクリニックに医師が常駐し、アーティストも全員看護師資格を持っています。
医療器具の衛生管理を徹底していることはもちろん、アートメイクに使用する色素も米国FDA(アメリカ食品医薬品局)認定済みです。
「安心して施術を受けられること」をなにより大切にしているので、はじめてアートメイクをする人にもおすすめです。
万一トラブルが起こった場合もすぐに対応できる体制を整えています。
2.厳しい試験をクリアしたアーティストのみが施術
グロウクリニックでは、デビュー前に何人ものモニター施術を経験し、世界的なアートメイクアカデミー「Phi Brows」の厳しい実技試験をクリアしたナースアーティストのみが通常の施術を行っています。
また、施術者は一度資格を取得した後も定期的に研修を受け、アートメイクの技術やデザインに関する最新知識を常に取り入れるようにしています。
3.丁寧なカウンセリングで仕上がりイメージを共有
アートメイクの知識や技術があっても、事前のカウンセリングをきちんと丁寧に行わなければ、患者様のイメージとずれた仕上がりになる可能性があります。
そこで、グロウクリニックでは、患者様のご希望と眉の黄金比から導き出したデザインを施術者が実際にメイクし、デザインを一緒に決めていきます。
ご希望とお似合いのデザインが合致するまで時間をかけて話し合い、納得のいくデザインが決まってから施術を行います。
眉アートメイクの施術の流れと経過はどんな感じ?
では、実際に眉のアートメイクをする場合、どんな流れで進んで行くのかを見ていきましょう。
眉アートメイクの予約から施術までの流れ
1.予約
まずは電話かネットで施術を予約します。
脱毛などはカウンセリングと施術が別日になりますが、アートメイクでは同日にカウンセリングを施術を行います。
当日の所要時間は、カウンセリングを含めて2〜3時間半程度です。
2.カウンセリング・診察
来院後、受付を済ませたら、カウンセリングシートに体調や既往症など必要事項を記入しましょう。
カウンセリングでは、カウンセリングシートをもとに、施術方法や注意点について説明があります。
カウンセリング後は医師による診察です。
医師がお肌の状態やアレルギーの有無などについて最終チェックをします。
施術の痛みなど気になることがあれば、あらかじめメモにまとめるなどして、当日聞き忘れないようにしましょう。
3.デザインメイク・麻酔
ナースアーティストが顔の輪郭や骨格、各パーツの距離などを計測し、あなたの顔立ちを引き立てる眉のデザインを考えてくれます。
その後、デザインを実際にメイクしてくれるので、納得のいくデザインになるまで施術者と話し合いましょう。
デザインが決定したら、麻酔クリームで麻酔を行います(※)。
※麻酔のタイミングは施術箇所・方法によって異なります。
4.施術
麻酔が効いたら専用の針またはマシンを使い、肌に色素を注入していきます。
眉の場合は、片方が終わった時点で鏡でチェックできます。
施術終了後、アフターケアの方法や注意事項の説明、ケア用品の提供などがあります。
眉アートメイク施術後の経過
眉アートメイクは、施術後約1ヶ月かけて色が定着していきます。
▼アートメイクの経過
施術直後に眉周りが赤くなったりヒリヒリしたりする人もいますが、数時間経てば治まることが多いので、翌日の仕事には問題はありません。
ただし、施術から2、3日目は傷口にかさぶたができる関係で、施術直後よりも色が濃く感じられることも多いです。
一時的に濃く見えるだけなので心配はいりませんが、かゆみを伴う場合もあります。
施術後約1週間で多くの人は施術後の50%程度の色味にまで落ち着き、1ヶ月ほど経つとすっぴんでも違和感がない色味になります。
ただし、初めてのアートメイクの場合は色素の定着率は30%程度になるため、施術後1〜3ヶ月目に2回目の施術を受けるとよいでしょう。
眉のアートメイクのダウンタイムとアフターケアは?
「ダウンタイム」という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。
ダウンタイムとは、美容医療などの施術による傷口が回復するまでの期間のことを指します。
眉のアートメイクも針で肌の中に色素を注入する際に傷がつくため、施術後1週間程度のダウンタイムがあります。
この時期は傷口から色素が流れ出してしまうこともあり、施術部に対するアフターケアや日常生活への注意が必要です。
アフターケアに関しては、一般的には軟膏(ワセリン)を塗るように指導されることが多いでしょう。
ただし、脂性肌などでは軟膏を塗らない方がよいケースもあります。
グロウクリニックでは、1人ひとりの肌質や体調によってどんなケアをしたらいいのか、どんな点に注意すればいいかなどを丁寧にアドバイスしています。
そのほか、グロウクリニックが患者様にお伝えしている施術後の注意点をまとめたので参考にしてください。
▼アートメイク施術後の注意点
シャワー | 施術当日からOK ※施術箇所には水がかからないよう注意 |
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飲酒 | 施術当日はNG |
施術箇所の化粧 | 施術後1週間程度はNG |
施術箇所をさわる | 施術後1週間程度はNG |
施術箇所の洗顔・クレンジング | 施術後1週間程度はNG ※施術箇所以外は翌日からOK |
入浴(湯船につかる) | 施術後3日程度はNG ※施術箇所には水がかからないよう注意 |
激しい運動・サウナ・海水浴・プール・温泉 | 施術後2週間程度はNG |
日焼け | 施術後2週間程度はNG |
ピーリング作用のある化粧品の使用 | 施術後1ヶ月はNG |
眉のアートメイクをする前に確認しておきたいQ&A
ここからはみなさんからよく質問があるアートメイクの疑問点についてお答えします。
アートメイク後はMRI検査を受けられない?
一度アートメイクをしてしまうとMRI検査などを受けられなくなるのではという疑問をお持ちの人もいるかもしれません。
結論から言いますと、アートメイクをしてからMRI検査を受けることは大概の場合問題はありません。
色素に金属成分が多く含まれる場合はやけど等の原因になる可能性がありますが、日本のクリニックで使用されている色素にはごく微量の金属成分しか含まれていないことが多いからです。
ただし、検査機器がより精密になった場合にも反応しないとは断言できません。
念のため、MRI検査を受ける際はアートメイクをしていることを必ず申告するようにしましょう。
アートメイクはどれくらい痛い?
アートメイクは皮膚に針で色素を注入するので、「すごく痛いのでは?」と思っている人もいるでしょう。
眉のアートメイクは、痛みがあったとしても毛抜きで毛を抜いたときのようにチクチクする程度です。
アートメイクは専用の細い針を使っているので、注射のように強い痛みがあるわけではありません。
とはいえ、痛みの感じ方には個人差があるので、麻酔クリームを使って痛みを抑えることもできます。
グロウクリニックでは事前のカウンセリングで丁寧にヒアリングし、麻酔量の調整をしています。
これまで痛みで施術を途中で断念した人はいませんので、それほど心配しなくても大丈夫です。
アートメイク前後に眉毛を脱色(ブリーチ)してもいい?
眉毛の脱色(ブリーチ)は、アートメイクの前後2週間は控えるようにしてください。
眉毛を脱色すると肌もダメージを受けるため、続けてアートメイクの施術を行うと炎症などの肌トラブルのリスクが上がってしまいます。
眉ティントも同様に前後2週間は控えるようにしましょう。
アートメイク前後に脱毛してもいい?
アートメイクの前後1ヶ月に顔の脱毛をするのは避けてください。
レーザーや光をあてる脱毛を行うと、色素の定着が悪くなるおそれがあるためです。
もし脱毛してからアートメイクしたい場合は、1ヶ月以上前に行っておくようにしましょう。
そのほか、
- ピーリング
- ヒアルロン酸注射
- メスを使わない整形手術
も、アートメイクを行う前後1ヶ月はNGです。
妊娠・授乳中でもアートメイクできる?
妊娠中・授乳中にアートメイクを施術できるかどうかは、クリニックによって異なります。
麻酔薬の使用についての判断がクリニックによって分かれるためです。
ちなみにグロウクリニックでは、以下の理由から妊娠中・授乳中の人への施術は行っていません。
- ホルモンバランスの変動から、痛みを感じやすくなったり、色の定着が悪くなったりする
- 仰向けでの施術となるため、お腹が張ったり、気分が悪くなったりする可能性がある
- 施術後に感染を起こした場合に使用できる薬に制限がある
- 妊娠中の麻酔の使用は安全性が確立していない
アートメイク施術前に眉毛を全剃りしたほうがいい?
アートメイクの前に眉毛を全部剃るのはおすすめできません。
施術時に眉毛の通常の毛流れが把握できず、再び眉毛が生えてきた際に不自然な見た目になる可能性があるためです。
また、眉毛を剃った後は肌がダメージを受けているので、炎症などの肌トラブルのリスクも上がることも理由の一つです。
アートメイクを薄くしたり除去したりできる?
アートメイクは放っておいても1〜3年で薄くなっていくものです。
それより早く消したいという場合は、施術から1ヶ月以上経ち、肌が回復していれば除去の施術を受けることも可能です。
除去施術には、レーザー照射、切除手術、除去液、色素の注入などの方法がありますが、いずれも費用や手間がかかり、肌への負担も少なくありません。
薄くなるまで待つか、除去施術を行うかは、慎重に検討したほうがよいでしょう。
この記事のまとめ
ここまで、眉アートメイクについて、詳しく紹介してきました。
この記事の中でもおさえておきたいポイントは以下のとおりです。
- アートメイクは、肌のごく浅い部分に色素を入れる「洗っても落ちないメイク」
- アートメイクのメリットは1〜3年程度持続し、メイクの手間が省けること
- アートメイクのデメリットはすぐに落とせないこと
- 自分でアートメイクするのは、危険で失敗リスクも高い
- 眉アートメイクのデザインにはナチュラル眉・アーチ眉・直線眉・外国人風眉などがある
- アートメイクの方法には手彫り・マシン・手彫り+マシンの3種類があり、仕上がりのイメージも異なる
- アートメイクの失敗を防ぐには、クリニック・施術者を慎重に選び、施術前にデザインをすりあわせることが大事
- 眉アートメイクの施術後は、色が定着するまで約1ヶ月かかる
- 施術後1週間程度のダウンタイムはアフターケアや生活上の注意点を守る
ひと昔前より技術がグッと進歩して自然な眉毛が実現するようになった眉アートメイク。
グロウクリニックでは、厳しい試験に合格し、技術的に成熟したアーティストのみが患者様の施術を行います。
自分の顔立ちを美しく見せてくれる眉を目指したい方はぜひご相談ください。