メイクをしなくてもきれいな姿でいられると、近年人気が高まっているアートメイク。

アートメイクで使用する色素にはさまざまな種類がありますが「変色するの?」「色持ちはどのくらい?」など、気になる点もありますよね。

この記事では、アートメイクの色素や変色についてのほか、色素をきれいに長持ちさせる方法などについて詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

アートメイクとは

アートメイクとは、針で皮膚に傷をつけ、そこに色素を入れることで皮膚に着色する施術です。

タトゥー(入れ墨・刺青)は真皮層に色素を注入するため色が半永久的に残りますが、アートメイクは真皮層よりも浅い表皮層への注入になるため、時間の経過によって色が薄くなっていきます。

アートメイクには2D、3D、4Dなどさまざまな技法やデザインがあり、カラーもさまざま。自分の理想とする仕上がりを目指すことが可能です。

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アートメイクで使用する色素について

ここからは、アートメイクで使用する色素について解説していきます。

アートメイクの色素の種類

アートメイクの施術に使用する色素には、いくつもの種類があります。

眉アートメイクの場合、ブラウン系をベースに赤や黄色などの色を混ぜて調整することが多く、黒はほとんど使いません。

リップアートメイクの場合は、濃すぎる色を選ぶと浮いて見えてしまうことがあるため、仕上がりが薄いピンク色になるように色素を選びます。

アイラインアートメイクでは、まつ毛の隙間を埋めてまつ毛がボリュームアップしたように見せたいため、黒の色素を使うことが多いです。

アートメイクの色素の選び方

アートメイクは形だけではなく、カラーでも印象が変わってきます。

クリニックによっても違いがありますが、複数の色素を混ぜることで患者さん一人ひとりに合った色を作り出します。

眉毛は顔の印象を決める大事なパーツであるため、形とカラーを慎重に選ぶことが満足できる仕上がりにするためのポイント。基本的には、眉の色になじむカラーを選ぶことになるでしょう。

もしも自分でどの色がいいか決めきれない場合は、クリニックに相談してみるのもいいですよ。希望を踏まえつつ、肌や雰囲気、髪の色などに合わせて客観的に似合う色をおすすめしてくれるでしょう。

アートメイクは変色するの?

続いては、アートメイクの変色について、詳しく解説します。

経年変化で色が多少変化することがある

アートメイクで注入した色素は半永久的に残るものではなく、時間の経過とともに少しずつ薄れていきます。

その過程で色が多少変化することも考えられますが、一昔前のように色が大きく変化してしまうことは少ないです。

近年では変色しにくい色素(インク)を使用している

これまでのアートメイクでは、茶色が赤やオレンジに、黒が青にと、大きく変色してしまうケースも見られました。

しかし近年では、変色しにくい色素が使用されることがほとんどです。変色など気になることがある場合は、施術前のカウンセリングなどで事前にクリニックに聞いておくといいでしょう。

色で持続期間が変わることはない

アートメイクでは、使用する色素で施術の持続期間が変わるということは基本的にありません。

どの色でも平均して2〜3年ほど持つので、自分の気に入る、理想とするカラーにするといいでしょう。

なお、アートメイクの持続期間は代謝の高さや肌のターンオーバー周期、肌とインクの相性やダウンタイム中のアフターケアなどによって変わってきます。

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アートメイクが変色する原因

アートメイクが変色する原因は、肌のターンオーバーのほかにも、いくつか考えられます。

肌のターンオーバーによる変化

アートメイクの施術を受けた人であれば誰にでも起こるのが肌のターンオーバーによる変化で、時間がたつことで少しずつ色素が薄くなっていきます。

なお、アートメイクが薄くなった場合はリタッチ(メンテナンス)によって修正することも可能です。

質の悪い色素を使用した

アートメイクの施術に使用する色素の質も、変色に影響します。質の悪い色素を使用すると、色が大きく変色してしまうリスクも。

クリニックを選ぶ際には、変色しにくい色素を使用して施術をおこなっているかなどもあらかじめ確認しておくようにしましょう。

使用する色素によっては、MRI検査を受けられなくなる可能性もあります。アートメイクで使用する色素には金属(酸化鉄)が含まれていますが、含有量が多いとMRI検査でやけどなどのリスクがあるため、検査が受けられなくなってしまうのです。

グロウクリニックでは、厳しい基準をクリアしFDA(アメリカ食品医薬品局)の許可を得た天然成分主体の色素を使用しており、MRI検査も問題なく受けられるため心配ありません。

外部刺激によるもの

アートメイク施術部位には、外部刺激を与えないように注意しましょう。

紫外線や乾燥などの外部刺激を受けすぎると、アートメイクの変色や退色の原因となることがあるためです。

特に、ダウンタイム中は刺激を与えないことが重要です。

アートメイクが変色したときの3つの対処法

ここからは、もしもアートメイクが変色してしまった場合の対処法について詳しくご紹介します。

リタッチ(メンテナンス)で修正

アートメイクは、変色してしまったところに別の色素を入れて自然な色になるようリタッチしたり、形を微調整したりすることも可能です。

変色をカバーできるほか、気に入らなかった眉毛アートメイクをリタッチして理想に近づけたり、髪色の変化に合わせて別の色味に変更したりできます。

一度入れたアートメイクをきれいに保ちたいという方は、定期的にリタッチを受けるのがおすすめです。

メイクでのカバー

アートメイクが変色してしまったときや、施術後に眉のカラーを変えたいときは、メイクで変化させることもできます。

アートメイク施術後1週間は施術部位へのメイクはNGですが、それ以降で施術部位が落ち着いてくればメイクもOK。

眉毛(アイブロウ)アートメイクの場合であれば、コンシーラーを使ってアートメイクの色を隠してからアイブロウペンシルやパウダーなどを使って眉毛を描いたり、色を重ねたり、眉マスカラを使用して色味を整えたりできます。

アイラインアートメイクの場合はコンシーラーを使用してカバーするのは難しいため、アイライナーを使って塗りつぶす、まつ毛エクステやつけまつ毛で隠すなどの方法でカバーするといいでしょう。

リップアートメイクの場合は、口紅を使って手軽に色を変化させることが可能です。施術前と施術後では口紅の発色が変わってくるため、メイク方法を工夫してみましょう。

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施術による除去

メイクでのカバーやリタッチではなく、除去したいという場合はクリニックで除去施術を受けることでアートメイクを消すこともできます。

アートメイク除去施術は主にレーザー治療、切除手術、肌色の色素を上から重ねてカバー、除去剤による除去の4つです。

それぞれの方法によって費用や治療方法、必要な治療回数は異なりますが、いずれの方法も費用がかかります。また、肌へのダメージが大きくなるため、除去施術はできれば避けるべき手段。

「アートメイクがおかしな色に変色してしまって除去したい」という状況に陥らないためにも、最初から仕上がりにこだわってアートメイクを入れることが何よりも重要です。

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アートメイクの色をきれいに保つ方法

アートメイクのカラーは、工夫することによってきれいな状態を保ちやすくなります。これからご紹介する方法を参考に、ぜひケアをおこなってみてください。

ダウンタイム中のアフターケアを丁寧におこなう

アートメイクの色をきれいに保ち、長持ちさせるためには施術後のダウンタイム中のアフターケアが大切です。

施術後1週間は清潔な状態を保ち、しっかりと保湿しましょう。また、刺激を与えるようなことも避ける必要があります。

アートメイク施術後はかさぶたができますが、無理に剥がすことはせず、自然に剥がれるのを待ちましょう。

紫外線を避ける

紫外線はアートメイクの色素が変色したり、退色したりする原因になるため、徹底的にケアをするのがおすすめです。

また、紫外線に当たることでアレルギーを発症するリスクや、血流が良くなることで色素が流出しやすくなる、乾燥しやすくなってかゆみが出る可能性も。

紫外線はしばらく体内にとどまるため、施術を受ける2週間ほど前からしっかりと紫外線対策をおこなっておくといいですよ。

アートメイクでの失敗を避けるためのポイント

アートメイクの失敗には、「変色してしまった」という失敗例のほかにも「デザインが気に入らない」「左右非対称になった」などがあります。

ここからは、アートメイクでの失敗を避けるポイントについてご紹介します。

医療機関でアートメイクの施術を受ける

アートメイクは医療行為であるため、クリニックや病院などの医療機関でアートメイクを受けるようにしましょう。

なかには無資格のスタッフが施術をおこなう違法サロンもありますが、失敗リスクだけではなく、ケガや感染症リスクが高まり、危険です。

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変色しにくい色素(インク)を使用しているか確認する

昔はアートメイクでの変色も見られましたが、時代の変化によって色素の質は向上しています。

現在では多くのクリニックで変色しにくい色素が使用されていますが、色素は非常に種類豊富です。なかには質の低いものもあるため、施術を受ける前には色素についても確認しておくと安心でしょう。

まとめ

アートメイクは平均して2〜3年持ち、時間の経過によって少しずつ薄れていきますが、その経過で、変色したように感じることがあります。

近年は変色しにくい色素が使われており、昔のように大きく色が変わるというケースは少ないものの、質の悪い色素を使用すると変色などのリスクが高まるため、FDA(アメリカ食品医薬品局)認可の色素など、安全性が確認されたものを使用しているクリニックで受けることが大切です。

もしも変色が起きた場合は、メイクでのカバーのほか、クリニックでのリタッチで修正ができます。アートメイク除去施術は肌にかかる負担も大きいため、できれば避けたい方法です。失敗しないためにも、クリニック選びは慎重におこないましょう。

「色の変化が気になるけど、どうすればいいかわからない」というときは、クリニックに相談するのもおすすめです。

グロウクリニックでもリタッチが可能で、丁寧なカウンセリングのうえで施術をおこなっています。ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。